ブリーダーは、簡単に言えば、犬などのペットの繁殖を行うのが仕事です。
日常のお世話、繁殖時に合わせて適切にペットの交配を行い、出産の介助、出産後のケア、生まれてきたペットのケアなどを行ったのちに、新たな生命を流通させます。
ペットショップなどにいる血統書つきの子犬は、ブリーダーによって誕生させているのが一般的です。
犬の繁殖を行っているブリーダーは、犬に関する正しくて深い知識を持つことはもちろんですが、それ以外にも最適な交配相手の選定がとても重要となります。
交配相手を誤ると、遺伝的な疾患を抱えてしまうことにもつながるので細心の注意が必要です。
また、親犬となった犬の出産や飼育のサポートを行いながら、元気で優秀なペットを新たな飼い主の元へと送り出すのがブリーダーの大きな役割です。
ブリーダーは、動物飼育のプロとして、時には新たな飼い主となっている人へ、飼育に関する相談やアドバイスを行うこともあります。
この他にも、繁殖の傍ら、コンテストや展覧会などに参加する人もいたり、品種改良の研究を行うブリーダーもいます。
ブリーダーとしての経験と知識を積むことで、ブリーダーとしての活動の幅が大きく広がっていくのもブリーダーの仕事の醍醐味と言えます。